腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
本当なら今すぐにでも考えたいが、今の私にはやっぱりそれは難しい。仕事が第一だから。
だからこそ、竹宮さんに相談したい。これからも竹宮さんと一緒に仕事をやっていきたいと私は思ってる。
こういった込み入った話を竹宮さんにするのは恥ずかしいけど、真剣にどちらも視野に入れて頑張りたいのであれば、仕事のパートナーに相談するのも大事だ。

「茜の気持ちを話してくれてありがとう。茜の気持ちが知れて嬉しい。俺はあの時、今の茜の状況も分かってたから、急かしてるつもりはなかったんだけど。言葉が足りなくてごめん。俺としては茜にそう言ってもらえて嬉しい。竹宮さんに仕事のスケジュールを確認しながら、一緒に考えていこう」

美咲くんの想いを聞いた瞬間、私の目から涙が零れ落ちた。
たくさん溢れ出て。涙が止まらなかった。

「…あれ?おかしいな。ごめん。泣いちゃって…」

「全然大丈夫だよ。俺との将来について考えてくれてありがとう」

一旦、料理を中断して、優しくそっと抱きしめてくれた。
美咲くんの温もりと優しさが心にも身体にも染みて。より涙が溢れた。
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