腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「竹宮さん、私、やってみたいことがあるんです。今すぐに…ってわけではないんですが、いつか長期連休連載作品を描けたらいいなって思ってます」

まだ具体的な構想は一切、練っていない。
思ったことをそのまま口走っただけなので、長期連載作品を描かない可能性もある。
でもこれから先もずっと竹宮さんが担当でいて下さるのであれば、長期連載作品を描いてみたいという希望が芽生えた。

「いいですね。先生、いつか描きましょう。先生の中で案がまとまりましたら、私に見せてくださいね」

「もちろんです。竹宮さん、私の連載枠を勝ち取って下さいね」

「お任せください。何としてでも勝ち取ってみせますので」

そうなる未来を想像し、期待した。
いつまでもこんなふうに竹宮さんと仕事の話をしていたい。この時間が終わらないでほしい。

「それじゃ先生、また何かございましたら遠慮なく相談して下さいね」

仕事だけに留まらず、これからは家庭のことについても相談する予定だ。
竹宮さんとは長い付き合いになりそうだ。本当にそうなることを願った。


           *


引き受けていた仕事に目処がつき、最近は無理なく落ち着いて仕事をしている。
竹宮さんがスケジュールを調整してくれたのもあるが、私もそろそろ体力の限界を感じていたので、ゆっくり仕事をしたいと思い始めていた。
それに仕事だけに専念してしまうと、タイミングを逃してしまう。
あまり妊活を全面に出しすぎてもお互いに精神的に負担を感じてしまうので、一応排卵日を意識してその近辺で…ということになっている。
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