腐女子がオフ会で知り合ったのは腐男子でした
「可愛い。ずっと見てられる」

「でしょ?本当に可愛いよね。って自分の子供だから余計にそう思うんだけどね」

「そりゃそうだよ。それを差し置いても赤ちゃんってだけで可愛いのに、良い顔してるからより可愛さが倍増してると思う」

自分の子供に対してそう思うのはただの親バカだが、綾香にそう言われると満更でもなかった。

「え?本当?そう言ってもらえて嬉しい」

「本当だよ。茜も美咲も良い顔してるから、子供も良い顔してるよね」

自分の容姿についてはそうは思わないが、美咲くんに関してはそう思う。
だからこそ褒められて嬉しかった。子供だけじゃなく、自分達も褒められて。

「そうなのかな?自分達はさておき、自分の子供のことを褒めてもらえてとても嬉しい」

綾香と談笑していたら、再び玄関のチャイムが鳴った。
また美咲くんがインターホンに出てくれて。玄関まで迎えに行ってくれた。

「お邪魔します。茜、遊びに来たよ」

「お邪魔します。茜ちゃん久しぶり」

次にやって来たのは先輩と真さんだ。

「お久しぶりです。今日、お二人に会えて嬉しいです」

「こちらこそ。うちの子も連れて来ようか迷ったんだけど、美幸のお義母さんに預けて来たんだ。迷惑かけることになると思って…」

うちは全然迷惑に思わないが、うちまで連れて来る二人の方が大変だと思う。
子供ができて、子供がいる大変さを知った。
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