ようこそときめき部!~恋も夢も見つかるときめきだらけの部活動⁉
「俺は咲森さんのこと好きだよ?」
星名くんがにこっとこちらに笑顔を向けてくる。
「ええっ!!」
「あれ? 咲森さんは俺のことが嫌い?」
「嫌いなわけないよっ! あ、好きって、そういう好きね! 友達としての好き! びっくりしたぁ~」
一瞬告白されたのかと思って、びっくりしちゃったよ!
星名くんは相変わらずにこにこしている。
「俺、咲森さんとまた天体観測したいな。もっと一緒にいたいし」
「えっ」
「星名ちゃんって、意外と積極的? でもそれなら俺も負けないかなぁ~。みのりちゃん、今度一緒に写真撮りにデート行こっか!」
「咲森、この前買った小説、映画が公開するらしい。映画といえばデートの定番だろう? 一緒に行くぞ」
「えっ? えっ?」
私が混乱していると、六崎先輩と伊瀬先輩もやってくる。
「どうした咲森? また歌いたくなったのか? いいぞ、俺がエレキギターを弾いてやろう!」
「咲森さん……、今度近くの劇場で朗読劇があるんだけど、よ、よかったら一緒に……」
「え、いや、あのっ!?」
「咲森さん」
「え?」
急に星名くんに手をにぎられて、私は驚いてそちらを向く。
「天文部は選んでもらえなかったけど、デート相手には俺を選んでほしいな」
なんでもないことみたいに、いつもの穏やかな笑顔を浮かべながら、星名くんは言う。
なんだか急に頬が熱くなってきた気がする……!
ていうかっ!
「どうして私がデートに行くことになってるんですかっ!?!?」
ときめき部のメンバーは相変わらず個性豊かで、好きなものに一直線。
いろんなことを体験して、みんなといろんな話をして。
優柔不断で決められなかった私でも、好きに出会えた!
私の中のときめきを見つけられた!
私はこれからも、自分の好きを大切に、楽しく歩んでいく。
みんなもあせらず、興味のあることを楽しんでみよう!
あなただけの好きもときめきも、きっと見つかるよ!
終わり


