意地っ張りな私が策士な王太子に囚われて
マルクスの目が大きく見開かれる。
「殿下……!」
「もちろん、正式な話はこれからだ」
アウレリオは、
穏やかに、だが断固として言った。
「だが一つだけ、はっきりさせておく」
アウレリオはラジワの肩にそっと手を置く。
「俺は――この妻を脅かす皇帝を、決して容認しない。それが、たとえ血の繋がった兄であろうとも」
ラジワは胸がいっぱいになり、
小さく息を吸った。
(……ああ。本当に、この人は――)
マルクスは、
深く頭を下げる。
「必ず、ビンセント様にお伝えします」
こうして――
ソラリス王国とビンセントを結ぶ、
確かな同盟の糸が、
静かに結ばれ始めたのだった。
「殿下……!」
「もちろん、正式な話はこれからだ」
アウレリオは、
穏やかに、だが断固として言った。
「だが一つだけ、はっきりさせておく」
アウレリオはラジワの肩にそっと手を置く。
「俺は――この妻を脅かす皇帝を、決して容認しない。それが、たとえ血の繋がった兄であろうとも」
ラジワは胸がいっぱいになり、
小さく息を吸った。
(……ああ。本当に、この人は――)
マルクスは、
深く頭を下げる。
「必ず、ビンセント様にお伝えします」
こうして――
ソラリス王国とビンセントを結ぶ、
確かな同盟の糸が、
静かに結ばれ始めたのだった。