溺愛されるオッドアイ

話すべき?と主に奏くんへ視線で問うと、奏くんから私が文房具屋の通りで不良を倒した件からMurkinessから懸賞をかけられてる話をしてくれた。


「──は?冗談だろ。全然笑えないんだけど。Murkinessって西側の最強でしょ?」

椛月、Murkinessのこと知ってるんだ。
……ってそうだ、椛月の学校は東側にはあるけど西側にも近いから。

「冗談じゃねぇよ。弟相手に、んな作り話してもなんにもなんねぇしな」
「それに、ついこの間今教えたMurkinessの子たちから追われたばっかだよ。僕と和真が行ったけど、和椛は無傷で回し蹴りしてた」
「しかも道着でな!クククッ」

奏くんと瑚白くんはありのままを話してくれてるけど、新くんだけ思い出し笑いをし始める。

そして本当なのか嘘なのかを確かめるような目で椛月が見てくるから、ぎこちなくも頷いてみせた。
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