溺愛されるオッドアイ

「それが本当で……。懸賞の話をされてからは東最強のStrayのみんなといるようになって……」
「だからって男まみれのとこにひとりでとかありえないんだけど?」
「男まみれって……でも」

また、優しいよって言おうとしたところでお風呂がわいたとメロディが鳴った。

「奏ちゃん入ってくれば?」
「俺?……普通こういう時は女からだろ」
「え?いいよいいよ気にしないで。総長さん、お先にどうぞ?」

急に私と弟セットで来てしまってるんだし、Strayとして考えるならやっぱり一番風呂は奏くんだ。

「ほら、和椛ちゃんも総長ファーストしてくれてるんだし、行っておいでよ」
「分かった」

ゆっくりと立ち上がる奏くんを見送ってすぐ……。

「行ったか?」
「……行ったぞ。お湯の音する」

新くんと和真くんが耳をすませ、互いに頷きあうから気になってしまった。

「何かあるの?」
「いやぁ、ちょっと和椛ちゃんにも知っててもらいたいことがあるっていうか……な?なんとなく気付いてはいるだろうけどさ」
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