溺愛されるオッドアイ

「やめろっ!こいつに触んな!」
「しー。俺とこの子の会話に入ってこないでよ。またくらいたいの?」

再び和真くんの方へ行こうとする瀬名日景を私は止めた。

「待って!話す……話すから。和真くんになにもしないっけ約束して」
「うんっ素直でうれしー。約束、約束。はい、話して」

非常にフリな状況だ。
でもだからといって、こちらだけが言うことを聞くだけになるわけにはいかない。

あまりにも軽い口約束に、信用性はうすいけど、今は仕方ない……。

暗い中で私の目が光ることを話すと、すぐに仲間へと声をかけ、瀬名は大きな黒い布を私へと投げかぶせた。

「和椛!!」

和真くんの心配する声をよそに同じようにかぶった瀬名は、光る私の目を見て言った。
『本当だ』、


みーつけたっ、と──



 
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