溺愛されるオッドアイ

「……お、俺も、和椛にいてほしい。少しは話せるようになってきたし……和椛とだけだけど」

続々と私をStrayに入れることへの気持ちを教えてくれて、少しずつ私の気持ちは前向きになっている気がした。

「もう一度言う、和椛……Strayに来い。そしてその目を、俺のそばで使え。俺らがこれからも
最強のチームでいるために。……支えてほしい」

再度のばされた手。

奏くんにも言われては、迷う余地はない。
私は頷きながらその手をぎゅっとにぎると、奏くんもまた強く握り返してくれた。

「よっし!今日から新生Strayの誕生じゃん!」
「椛月もこれからよろしく。後々なんでもいいけど僕と勝負しようね」
「……なに、瑚白も和椛のこと好きなの?はぁ……」
「おれとも……って和真ー、そろそろ回復して顔出せよー?」
「埋まりたい……」

椛月が入ると、ますますさわがしくなりそう。
楽しそうってところはかわりないから、いいんだろうけど。

「行くぞ」
「え、でも」

急に握ったままの手をそのままに奏くんは歩き出す。
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