【完結&番外編追加中】三十路の社畜OLが出会った翌日に八才年下男子と結婚した件につきまして
勇哉さんが私を見失って困っている。
そのまま通り過ぎて行った。
「……聞いてたんだよ。あの人から。川崎さんがここに来ること、あの人がついて行こうとしていることも」
え……。
「私を助けに来たんですか……?」
森川さんはやや視線を外した。
「有給消化のための観光ついでだ」
いやその言い訳むりがあるでしょ!
「森川さん……借り返せませんよ私……」
「別に貸したつもりはない。ついでだよ」
ああ。
いい人だな。
「どこに泊まるの?」
「この近くのビジホです」
「送っていく」
「え?」
「見つかったら厄介だから、そこにいた方がいい」
確かに。
「はい。そうします」
森川さんと身を隠しながら予約したビジホに行った。
無事到着。
「ありがとうございます。助かりました」
と頭を下げたら、森川さんは受付に行った。
「今日部屋空いてますか?」
は?
「はいございますよ」
「じゃあシングルで一泊」
え?
「森川さん泊まるんですか……?」
「せっかく来たからたっぷり見て回るよ」
なんでここまで。
そんな見え透いた嘘ついて。
「森川さんなら、もっと素敵な人見つけられると思いますよ。この時間がもったいないですよ」
申し訳なさすぎる。
「……俺にとっては大事な時間なんだよ」
そう言うとホテルから出て行ってしまった。
そのまま通り過ぎて行った。
「……聞いてたんだよ。あの人から。川崎さんがここに来ること、あの人がついて行こうとしていることも」
え……。
「私を助けに来たんですか……?」
森川さんはやや視線を外した。
「有給消化のための観光ついでだ」
いやその言い訳むりがあるでしょ!
「森川さん……借り返せませんよ私……」
「別に貸したつもりはない。ついでだよ」
ああ。
いい人だな。
「どこに泊まるの?」
「この近くのビジホです」
「送っていく」
「え?」
「見つかったら厄介だから、そこにいた方がいい」
確かに。
「はい。そうします」
森川さんと身を隠しながら予約したビジホに行った。
無事到着。
「ありがとうございます。助かりました」
と頭を下げたら、森川さんは受付に行った。
「今日部屋空いてますか?」
は?
「はいございますよ」
「じゃあシングルで一泊」
え?
「森川さん泊まるんですか……?」
「せっかく来たからたっぷり見て回るよ」
なんでここまで。
そんな見え透いた嘘ついて。
「森川さんなら、もっと素敵な人見つけられると思いますよ。この時間がもったいないですよ」
申し訳なさすぎる。
「……俺にとっては大事な時間なんだよ」
そう言うとホテルから出て行ってしまった。