前世王子アイドルグループ~僕たちは君の一番星になりたい☆。.:*・゜
順番に自己紹介が進んでいく。きちんと他の人の自己紹介も聞きたいけれど、順番が近づいてくると緊張してきたからなのか、きちんと聞けているのか分からなくなってきた。とうとう僕の順番が来た。正直、人前で話すのはあんまり得意ではない。
ふぅっと深呼吸すると立ち上がった。
「葉月 樹(はづきいつき)です。最近は、色々な国の街の映像などを見て、その世界に入った気持ちになるのが好きです。よろしくお願いします」
座ると気持ちを落ち着かせるためにかけていたメガネの中心に触れ、位置を微調整した。自分の順番が終わると緊張の糸がほぐれて、他のクラスメイトの自己紹介に集中できるようになった。視線を感じて洋風王子のそたくんと目が合うと、微笑まれた。何故か慌てて目をぷいっとそらしてしまった。僕、今、感じ悪かったかな?
そして、宇宙人王子のしーおんくんの番が来た。しーおんくんは肩ぐらいまで伸びている銀色の髪の毛がいつもキラキラと輝いている。独特な雰囲気で、グループ内でも〝不思議くん〟と、言われていた。
「星野 紫音(ほしのしおん)です。夜空を眺めるのが好き。オーラカラーはパープルゴールド」
本当に憧れのメンバーたちと同じクラスなのか。何だか夢みたいで――僕は空想の、現実ではない世界に迷い込んでしまったのか?
だけどきっと、同じクラスになっても関わることはないのかな?って。
そう思っていたのに――。
***
ふぅっと深呼吸すると立ち上がった。
「葉月 樹(はづきいつき)です。最近は、色々な国の街の映像などを見て、その世界に入った気持ちになるのが好きです。よろしくお願いします」
座ると気持ちを落ち着かせるためにかけていたメガネの中心に触れ、位置を微調整した。自分の順番が終わると緊張の糸がほぐれて、他のクラスメイトの自己紹介に集中できるようになった。視線を感じて洋風王子のそたくんと目が合うと、微笑まれた。何故か慌てて目をぷいっとそらしてしまった。僕、今、感じ悪かったかな?
そして、宇宙人王子のしーおんくんの番が来た。しーおんくんは肩ぐらいまで伸びている銀色の髪の毛がいつもキラキラと輝いている。独特な雰囲気で、グループ内でも〝不思議くん〟と、言われていた。
「星野 紫音(ほしのしおん)です。夜空を眺めるのが好き。オーラカラーはパープルゴールド」
本当に憧れのメンバーたちと同じクラスなのか。何だか夢みたいで――僕は空想の、現実ではない世界に迷い込んでしまったのか?
だけどきっと、同じクラスになっても関わることはないのかな?って。
そう思っていたのに――。
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