体が弱い兄しかみんな見ない
だが、この無機質な部屋で一人で向き合うそれは、どうしてか味気なく、孤独を際立たせるだけのものに思えた。

時計の秒針の音だけがやけに耳につく。

食べ終え、トレーを片付けるためにドアを開けると、ちょうど廊下を通りかかったらしい未樹がいた。



未樹「お、終わったのか。丁度いい。」

彼は麗桜に近づくと、有無を言わさぬ様子でトレーをひったくる。


未樹「俺が下げといてやるから、お前はとっとと寝ろよ。どうせ手伝いもしねぇんだろ。明日、海音を病院に連れてくから。
.....龍希の機嫌損ねたら、また面倒くせえから気をつけろよ。」
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