体が弱い兄しかみんな見ない


それは親切心からというよりは、厄介事を避けるための自己防衛に近い忠告だった。


言いたいことだけを一方的にまくし立てると、彼はさっさと背を向けて階段を下りていく。


未樹の背中が見えなくなるのをただ見送ることしかできず、手持ち無沙汰に立ち尽くす。

兄たちは皆、それぞれのやるべきこと、優先すべきもののために動いている。
その中で自分だけが取り残されたような感覚。
それはもう、ずっと昔から慣れ親しんだものだった。


重い足取りで皿を戻した後、自室に戻り、ベッドに倒れ込む。

明日のこと、病院、そして兄の世話。考えるだけで胃が重くなるようだった。


やがて、疲労と憂鬱が混じり合った深い眠りが麗桜を包み込んでいった。
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___「俺とペア、組め」___ 同じクラスの同級生は ___「俺以外の奴と喋んな」___ ___「…お前、俺のになれ」___ ある日から変わった。 ねぇそんなこといわれたらさぁ… start 06-14 誤字っていましたら教えてくれると嬉しいです。 いいね・感想お待ちしております!!!

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