体が弱い義兄しかみんな見ない

麗桜「...わかった。いいよ。」


承諾の言葉に、光の顔がぱっと明るくなる。


まるで暗闇に光が差したかのような表情だった。

光「ほんと...!?よかった...!」



彼は嬉しそうに小声ではしゃぐと、すぐにハッとして咳払いを一つ。

照れくささを誤魔化すように早口で言う。


光「じゃ、じゃあ、リビングで待ってるね!すぐできるから!温かいうちに食べよう!」




そう言うと、パタパタと軽い足音を立てて光はキッチンへと駆けていった。



その足取りは、さっきまでの気配とは打って変わって弾んでいるように見えた。



なんで私と食べたいんだろ。



今になって…

< 31 / 35 >

この作品をシェア

pagetop