だからアナタに殺されたい。



これだ。

本に記されていた解決方法に、俺は小さな希望を見た。

エレノアは俺を愛している。
そして俺もエレノアを愛している。

だから、俺がエレノアを満たせばいいのだ。

いつも俺の腕の中で、苦しそうに涙を流していた黄金の瞳が頭に浮かぶ。
彼女を今度こそ、救ってみせる。

俺はエレノアになら殺されたい。
俺の世界の最期が彼女だなんて、どんなにいいだろうか。
だが、エレノアの死は望んでいない。

俺は手に持っていた本をパタンっと閉めると、司書の姿を探し始めた。
少しでもエレノアを救える情報を得る為に。


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