響け!非日常のブリランテ
「私、こういうものをつけるのは初めてで……。おかしくありませんか?」

見つめられ、レオンハルトの胸の鼓動が高鳴る。レオンハルトはフッと笑い、リズの頬を撫でた。

「よく似合っているよ。素敵だ」

「ありがとうございます」

照れたように顔を赤くしながらリズが笑う。その時だった。チュロスを食べ終えたアントーニョがゴミ箱にゴミを投げ入れる。そして口を開いた。

「早くアトラクション乗ろうぜ!!」

誰よりも今、アントーニョがはしゃいでいる。オルハンは苦笑していた。マーガレットは「アトラクションは逃げないよ〜」と言いながら笑う。しかし、その手はパンフレットを開けていた。

「行こうか」

全員で歩き出す。非日常の冒険が今、幕を開けた。



一番目にレオンハルトたちが向かったのは、メリーゴーランドだった。馬を模した座席が上下に動いている。

「めちゃくちゃリアルな馬だな」

アントーニョがそう言いながら、茶色の馬に跨がる。その隣の黒い馬にオルハンが跨がり、アントーニョを見て笑った。
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