【だめなのに、危ない君に。】₁

𝔓𝔯𝔬𝔩𝔬𝔤𝔲𝔢

「――月」

やっと会えた。

そう笑う君に……

私は、怯えている。

彼に、まったく、昔の面影がないから。

漆黒だった髪は金色に染められていて、初日から暴走族のトップになっちゃって。

ピアスもつけていて、制服も規則を守っていなくて。

何もかも違った。

優しかった琉生くんは、もういないのだと、私は悟った。
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