ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?
笑風さんは、言葉と同時に突っ込んでくる。

わたしは最初のことを思い出して、受けてはダメ、と余裕を持って攻撃を躱す。



「んー! いいねいいねー、もっとギアあげてこーう!」

「っ……!?」



笑風さんが笑顔で言うと、わたしの目の前に突然ナイフが現れる。

慌てて避けるけど、頬を少しだけかすってしまった。

でも、避け切れたことにほっとする……なんて暇はなく、笑風さんのいた方向に向き直す。

だけど、笑風さんはすでにいない。

嫌な予感がして振り向くと、すぐ後ろに笑風さんが笑顔で立っていて、わたしの胸部分目掛けてナイフを振りかぶっていた。



「っ、いた……っ!」

「あーあ、防がれちゃった」
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