悪女と罵られたので退場させていただきます!
33.フリッドside
ここにきて一体何日が過ぎたのだろうか?
時間の感覚すら曖昧になっている。
牢屋から外に連れ出された時は、助かったのだとばかり思っていた。
それがまさか、こんなことになるとは……。
牢の中の構造は知らないが、明らかに出口とは別の場所に連れていこうとしているのは分かった。
石造りの廊下が左右に続いているのだ。
外に出る気配すらない。
大人しく連行される訳にはいかなかった。
きっと本能がそうさせたのだろう。
全力で抵抗したが、殴られて気絶してしまった。
次に目覚めた時は、地下牢の中にいた。
『なんだこれは!?どういうことだ!誰か!誰か説明しろ!』
鉄格子をガシャガシャと揺さぶるがビクともしない。
『おい!誰かいるんだろ?ここから出してくれ!』
叫んでも誰も来ない。
私の叫びは誰にも届かない。
『誰か……』
更なる絶望が襲ってくる。
これからどうなってしまうのか。
地下牢に入れられ、数日後に尋問を受けた。
……尋問という名の拷問だ。
手足が折れる寸前まで痛めつけられる日々が続いた。
何故、こんなことになったのか理解できなかった。
看守からの説明で、ジェニー王女殿下と関係を持った全ての男達がここに収容されていることを知った。
そして、私と同じように拷問を受けていることも。
「何故……」
答えは返ってこない。
空腹で胃が痛い。
喉はカラカラに渇いている。
だが、誰も水をくれない。
食べ物も与えて貰えない。
食事の時間になっても、中々現れない。
おかしいな……と思いながら、餓死寸前で看守が持ってきた食事を口にした。
その食事は冷めていて、しかも苦かった。
「不味い……」
何故か頭が朦朧とする。
意識が遠退いて行きそうだ。
怖い。
怖い。
怖い。
怖い。
怖すぎる。
そこで意識が途切れた。
「おい、その男死んだのか?」
「ああ。漸く薬が効いたようだ」
「ふ~ん。そうか。それは良かった」
「どうした?」
「こいつのお仲間も暴れる奴が多くてな。さっきやっと逝ってくれたぜ」
「やれやれ。お友達同士仲の宜しい事で」
「まったくだぜ」
笑い合う看守達の声は地下では嫌な程よく響いた。
時間の感覚すら曖昧になっている。
牢屋から外に連れ出された時は、助かったのだとばかり思っていた。
それがまさか、こんなことになるとは……。
牢の中の構造は知らないが、明らかに出口とは別の場所に連れていこうとしているのは分かった。
石造りの廊下が左右に続いているのだ。
外に出る気配すらない。
大人しく連行される訳にはいかなかった。
きっと本能がそうさせたのだろう。
全力で抵抗したが、殴られて気絶してしまった。
次に目覚めた時は、地下牢の中にいた。
『なんだこれは!?どういうことだ!誰か!誰か説明しろ!』
鉄格子をガシャガシャと揺さぶるがビクともしない。
『おい!誰かいるんだろ?ここから出してくれ!』
叫んでも誰も来ない。
私の叫びは誰にも届かない。
『誰か……』
更なる絶望が襲ってくる。
これからどうなってしまうのか。
地下牢に入れられ、数日後に尋問を受けた。
……尋問という名の拷問だ。
手足が折れる寸前まで痛めつけられる日々が続いた。
何故、こんなことになったのか理解できなかった。
看守からの説明で、ジェニー王女殿下と関係を持った全ての男達がここに収容されていることを知った。
そして、私と同じように拷問を受けていることも。
「何故……」
答えは返ってこない。
空腹で胃が痛い。
喉はカラカラに渇いている。
だが、誰も水をくれない。
食べ物も与えて貰えない。
食事の時間になっても、中々現れない。
おかしいな……と思いながら、餓死寸前で看守が持ってきた食事を口にした。
その食事は冷めていて、しかも苦かった。
「不味い……」
何故か頭が朦朧とする。
意識が遠退いて行きそうだ。
怖い。
怖い。
怖い。
怖い。
怖すぎる。
そこで意識が途切れた。
「おい、その男死んだのか?」
「ああ。漸く薬が効いたようだ」
「ふ~ん。そうか。それは良かった」
「どうした?」
「こいつのお仲間も暴れる奴が多くてな。さっきやっと逝ってくれたぜ」
「やれやれ。お友達同士仲の宜しい事で」
「まったくだぜ」
笑い合う看守達の声は地下では嫌な程よく響いた。