悲しいくらいに青い空が、夜に溶けるまで
第二話 キミとの出逢い
【キミとの出逢い】
私は一人寒空を見上げている。
本当にここまで来てしまった…
嘘なんて付いたことも無い、真っ直ぐな人生を歩んできた私がまさかという行動をとろうとしてした。
私は、ある人に会うために仙台までやって来た。LINEのやり取りと、小さなアイコン画面でしか知り得なかった彼は名前をキミオ君と言い、私は彼をキミ君と呼んでいた。27歳のキミ君と私の年齢差は10歳。
私(白谷 彩綾)は、結婚8年目の既婚者。
子供はいない。
ずっと欲しかったのに、なかなか授かる事はなく
いつしかたわいもない会話も、一緒にいる時間も少なくなっていた。
だからなのだろうか…夫婦間には愛情がなくなっていて、私が一途に思い続けても変わることはなかった。
そんな時
旦那は私に言ったのだ。
私には、全然興味無いって…
好きな人がいて、今はその子を大事に思っている事。
それでもなお、私と一緒にいるのは世間体を気にしている。色々な面倒ごとに時間を割きたくないという身勝手な行動だった。
そして、これからも私と別れる事なく浮気を続ける事を宣言したのだった。
ひんやりとした部屋で薄暗い携帯画面だけが煌々と照らしていた。
携帯画面が滲んで見える。
苦しくて、寂しくて…
携帯を握りしめた手、震えて止まらない。
頬を伝う涙でさえ、冷たい氷の様に感じられた。
時間の流れが止まったかのような、静かな冷たい夜だった。
そんな夜、キミから届いた間違えメール。
それが始まりだった。
私は一人寒空を見上げている。
本当にここまで来てしまった…
嘘なんて付いたことも無い、真っ直ぐな人生を歩んできた私がまさかという行動をとろうとしてした。
私は、ある人に会うために仙台までやって来た。LINEのやり取りと、小さなアイコン画面でしか知り得なかった彼は名前をキミオ君と言い、私は彼をキミ君と呼んでいた。27歳のキミ君と私の年齢差は10歳。
私(白谷 彩綾)は、結婚8年目の既婚者。
子供はいない。
ずっと欲しかったのに、なかなか授かる事はなく
いつしかたわいもない会話も、一緒にいる時間も少なくなっていた。
だからなのだろうか…夫婦間には愛情がなくなっていて、私が一途に思い続けても変わることはなかった。
そんな時
旦那は私に言ったのだ。
私には、全然興味無いって…
好きな人がいて、今はその子を大事に思っている事。
それでもなお、私と一緒にいるのは世間体を気にしている。色々な面倒ごとに時間を割きたくないという身勝手な行動だった。
そして、これからも私と別れる事なく浮気を続ける事を宣言したのだった。
ひんやりとした部屋で薄暗い携帯画面だけが煌々と照らしていた。
携帯画面が滲んで見える。
苦しくて、寂しくて…
携帯を握りしめた手、震えて止まらない。
頬を伝う涙でさえ、冷たい氷の様に感じられた。
時間の流れが止まったかのような、静かな冷たい夜だった。
そんな夜、キミから届いた間違えメール。
それが始まりだった。