ドウキは、とまらない?

 ヤバい……、せっかく久々の同期会だったのに、自分がやってしまうなんて……。しかも、記憶が全然ないし。


「……ゴメン」


 急激に、自分のテンションが下がってくるのが分かる。


「謝んなくてもいいよ、郡司と聖人(せいと)が悪いんだし」


 へ?

 ハルのこんな言い方は、めずらしくて。本当に何があって、あたしは暴れたんだろう? と気になってしまった。


「……」


 って言うかハル、怒ってる?

 基本穏やかでのんびりした男子で、自分が馬鹿にされても全然怒らないの人なのに、これは珍しい状況だ。


「……ハル?」

「取り合えず着替えないと、さくらが帰れないから……」


 何があったの? と口にする前に、ハルが話し始めてしまったので、聞けなかった。それに……。

 へ? 着替え?

 ハルは、それだけ言うと、目の前にあったエレベーターに、あたしを担いだまま乗り込んだ。



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