ドウキは、とまらない?


『……オレガ、サクラノコト、好キダ、ッテ』


「……っ」


 困った……。ずっと、仲良しな同期のままで、いたかったのに。ハルを、失いたくなんてないのに。


「あたし、は…―――」


 ない頭フル回転して考えろ、カンガエロ!


「……っ、あたしも、ハルが好きだよ?」


 何とか、精一杯の笑顔を作り、あたしは、いつも通りを装った。


「同期だし、ずっと営業三課で頑張ってきた同士だもん!」


 こんな笑顔で、ハルが騙されないのは、わかっていたけれど。

 遠まわしに核心をそらしている、あたしに気づいて、あきらめてくれることを望んでいた。

 ゴメン、ハル。お願いだからあきらめて?


「―――…オレが言ったのは、そういう意味じゃない」



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