ダイヤの首輪─先生の歪んだ愛に囚われて─
 その後、恐ろしくて家に帰ってしまった。

 先生にあんなに似てる子、何者なの?

 そしたら先生から着信があった。

『今から会える?』
「はい……」

『……どうした?』

 ……なんか少し言いづらい。

「いえ、なんでもないです」

 私はそのまま先生を待っていた。
 先生はそのあとすぐにきた。
 先生のそばに駆け寄る。

 先生の姿を見て安心した。
 助手席に座ってほっと息をついた。

 その後ドライブに連れて行かれた。
 先生の横顔を見ると、やっぱりあの子に似ている。

「先生って、兄弟います?」
「いない」

 うーん。
 他人の空似にしては、似すぎている。
 急に車が止まった。

「なにがあった?」

 目、目が怖い!!
 私は目を逸らしてしまった。

「言え」

 余計な事を言うんじゃなかった……!

「今日、本屋で先生そっくりの男の子と会ったんです……」

 その時、先生の表情が固まった。

「遼か?」

 え?

「知ってるんですか?」

 先生は考えこんでいた。

「俺の従弟だよ……」

 衝撃的な事実だった。
< 72 / 72 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

オンラインゲームのフレンドは直属の上司だった

総文字数/67,335

恋愛(オフィスラブ)47ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
☆彡エブリスタのコンテストで佳作を頂いた作品です☆彡 人見知りOLの瑠美が初めて挑戦したオンラインゲーム。そこで出会った優しいプレイヤー「ハヤテ」 優しいハヤテと毎日ゲームを楽しむ瑠美。 でも、ハヤテの正体は—— 会社のミステリアスで近寄りがたい直属の上司だった。 「課長、私が”あまる”だって知ってたんですね…」 「嫌か?俺とゲームするのは…」 リアルでは上司と部下。 ゲームでは相棒。 二つの世界で揺れ動く、二人の関係。 現実は上司と部下、ゲームでは相棒。二つの世界で並行して育まれる二人の関係。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop