疎まれ令嬢の一途な政略婚
「本当に助かりました。早妃さんに声をかけてもらえなければ、たどり着けなかったかと!」
「大袈裟ねえ、まあ……こんな場所にショップを構えたオーナーが悪い気もするけれど、分かりにくいわよね」
先ほど声をかけてくれたのが、探していたショップのスタッフさんで。早妃さんというお名前で、気軽に呼んでね! と、優しくここまで案内してくれた。
店内に入ると、ネットで見た服以外にも素敵なものがたくさん並んでいる。普段は着ないような服ばかりだけど、見てるだけでワクワクする感じがして。
「それで、伊千夜ちゃんはどんなお洋服をお探しなのかしら?」
「あ、あの……えっと」
早妃さんは話しやすい人だった為、今回のお見合い相手との初デートに来ていく服で迷っている事を素直に伝えてみた。すると、彼女は俄然やる気が出たようで。
「任せてちょうだい! アタシが伊千夜ちゃんに似合う、とびきりのデートコーデを考えて見せるわ」
「早妃さん、ありがとうございます!」
その後、早妃さんは閉店近くまで私の為に色々なコーデを考えてくれて。決して自分の好みの押し付けとかでなく、私の『好き』を優先して合わせてくれたのがとても嬉しかった。
「今日は本当にありがとうございました」
「いいえ、上手くいったらちゃんと報告しに来てよね? 楽しみに待ってるわ」
「はい!」
綺麗な笑顔で見送ってくれる早妃さんに手を振って、凄く嬉しい気持ちで帰路についたのだった。
「大袈裟ねえ、まあ……こんな場所にショップを構えたオーナーが悪い気もするけれど、分かりにくいわよね」
先ほど声をかけてくれたのが、探していたショップのスタッフさんで。早妃さんというお名前で、気軽に呼んでね! と、優しくここまで案内してくれた。
店内に入ると、ネットで見た服以外にも素敵なものがたくさん並んでいる。普段は着ないような服ばかりだけど、見てるだけでワクワクする感じがして。
「それで、伊千夜ちゃんはどんなお洋服をお探しなのかしら?」
「あ、あの……えっと」
早妃さんは話しやすい人だった為、今回のお見合い相手との初デートに来ていく服で迷っている事を素直に伝えてみた。すると、彼女は俄然やる気が出たようで。
「任せてちょうだい! アタシが伊千夜ちゃんに似合う、とびきりのデートコーデを考えて見せるわ」
「早妃さん、ありがとうございます!」
その後、早妃さんは閉店近くまで私の為に色々なコーデを考えてくれて。決して自分の好みの押し付けとかでなく、私の『好き』を優先して合わせてくれたのがとても嬉しかった。
「今日は本当にありがとうございました」
「いいえ、上手くいったらちゃんと報告しに来てよね? 楽しみに待ってるわ」
「はい!」
綺麗な笑顔で見送ってくれる早妃さんに手を振って、凄く嬉しい気持ちで帰路についたのだった。