イケメン★ハーレム

「香川くんは、一味派?七味派?」


と、遥。


「うーん…一味派かな」


「うわあ、一緒だね! 愛は?」


「私も。 恋は?」


「一味」


そう言うと、遥がまたはしゃぎだした。


「みんな一緒―! ってなワケで、みんなおそろいの一味唐辛子買おう!」


「消耗品じゃん」


「だから~、この入れ物買っておそろいにするのー!」


と、遥ははりきっている。


「どれにすんの?」


恋が遥に聞く。


「えっとねー、このひょうたんみたいな形がいいー!」


「じゃあそれ4つね、淳よろしく」


「え? 俺が払うの?」


なんてやりとりをしつつ、おそろいの唐辛子の入れものと、一味唐辛子をゲット。


清水寺では、遥が恋のお守り買って、清水寺の舞台を見下ろす。



そんなこんなで、あっという間に真っ暗。


ホテルについて、ひと休み。
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