(仮)俺が守るから!~御曹司✖️訳あり令嬢~
バシッバシッ
教師の苛立ちは抑えきれなくなっていた。
いつもは間違えると物差しで腕や太ももの見えない所を軽く叩くことはあった。
しかし、今日は違った。
力任せに彩愛を叩いたり蹴ったりしている。
耐えきれなくなった彩愛は倒れてしまった。
その音で家政婦が流石におかしいと思い、

家政婦「お嬢様、すみません!失礼します!大きな物音がしたので……きぁぁぁぁ!お嬢様!大丈夫ですか!」

教師「何よこのばばぁ。急にドア開けないでよね!今、勉強してるんだから!」

家政婦「これのどこが勉強ですか!お嬢様になんて酷いことを!」

教師「この子が悪いのよ!間違えるから!正解すればこんな事にはならないのよ!」

家政婦「そんな事……」

家政婦さんは怒りで震えていた。
それを見て私はまだ、私をこんなにも思ってくれている人が近くに居たんだと思った。

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