君と一緒に明日へ行く

「あ!あゆ学校通り過ぎてる!。」
「え!ほんとだ。」
私たちは急いで今来た道を戻り学校に入り教室に滑り込んだ。
「はぁはぁ・・・みんなおはよう・・・。」
明莉は肩で息を吸いながらクラスみんなに挨拶をして、私もあとから小さな声で挨拶した。そのあと、すぐに私と明莉は自分の席に向か         
い席についた。
「今日も氷鷹くんいないね。」
氷鷹くんとは私の隣の席の子でいつもいなくて入学式でしか見たことがない。だけどすっごく顔が整っていた。
するとクラスの女王様的な存在のるちなちゃんがこっちに歩いてきた。
「おはよう明莉ちゃん。今日も藤さんと来たんだ」
るちなちゃんは私の前を素通りして私の斜め後ろの席に座っている明莉に話しかけた。
あれ?私にはあいさつしてくれないの?
「うん!だって近所だからよく合うよ。」
後ろから話し声が丸聞こえで聞きたくなくても聞こえてしまった。
「ふ~ん。ねえ今度から私たちと登校してこない?藤さんとだとなんていうかつまんなくない?」
つまんなくない? つまんなくない? つまんなくない?
頭の中で今の言葉がリピートする
う~。なんかめっちゃ傷つくんだけどぉ。
青空学園に入学して1ヶ月しかたってないのにもうすでにるちなちゃんに嫌われてる気がする。
青空学園に入学してさいしょの1.2週間くらいは仲良く会話とかいっぱいしてたけど、私と明莉が毎日仲良く学校に登校してきていたらだんだん
私とるちなちゃんのグループの子たちと変な空気が流れることが多くなった。
まぁでも明莉は明るくて美人だけど、私は地味だし友達と会話したりはできるけど明莉ほど明るくはない。
だから私と明莉は不釣り合いと思われてもおかしくはないけど・・・・。
う~。やっぱり傷つくよ~。
すると明莉はが言った。
「大丈夫。私はあゆちゃんといるととっても楽しいから。」
う、うれしい。
明莉私といると楽しいって思っていてくれたんだ。
するとるちなちゃんは少し面白くなさそうな顔をしたけど、いつもの元気いっぱいな笑顔に戻った。
「そうなんだ。藤さんっていつも明莉ちゃんといるわりには明莉ちゃんと違って明るくないから一緒にいて楽しい子なのかなって思ってたけど明莉ちゃんがそういうならそうだよね。ごめんね藤さん。私藤さんのことあんまり知らあなかったの。」
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