海姫物語
判明する
「なんだか信じられない気分だな」
夜、すっかり慣れた民泊の一室でエリクが呟く。
姫奈とエリクはならんで窓の外を見つめていた。
施設から脱出して今日で1年が経とうとしている。
あっという間に過ぎていく怒涛の一年で、また夏がやってきていた。
「本当だよね。明日からまたあの研究施設が稼働するなんてさ」
国をあげて応援してくれた日から今日まで、施設再開の計画は着々と進んでいた。
ときには批判的な意見をテレビニュースや雑誌で目にすることがあったけれど、概ね国民たちも受け入れてくれているみたいだ。
夜、すっかり慣れた民泊の一室でエリクが呟く。
姫奈とエリクはならんで窓の外を見つめていた。
施設から脱出して今日で1年が経とうとしている。
あっという間に過ぎていく怒涛の一年で、また夏がやってきていた。
「本当だよね。明日からまたあの研究施設が稼働するなんてさ」
国をあげて応援してくれた日から今日まで、施設再開の計画は着々と進んでいた。
ときには批判的な意見をテレビニュースや雑誌で目にすることがあったけれど、概ね国民たちも受け入れてくれているみたいだ。