海姫物語
それでも思案していると男の顔が徐々にこわばってきた。
「あの、どうしたんですか?」
「いや、君は……すごいね。こうやって立ち泳ぎしてても……全然疲れてないみたいだ」
そう言えば男の息は荒くなってきている。
海面に頭だけ出した状態でも両足はずっと動きっぱなしだからだ。
「あぁ、そうですね。私も疲れてきました」
本当は島まで戻るだけの体力は残っていたけれど、それを伝えるわけにはいかない。
「じゃあ、少し休憩しよう。ね?」
姫奈は男に誘われるがまま、浜辺へ向けて泳ぎだしたのだった。
☆☆☆
「なんだよ大輝。いなくなったと思ったら女の子連れて戻ってきたのか!?」
「あの、どうしたんですか?」
「いや、君は……すごいね。こうやって立ち泳ぎしてても……全然疲れてないみたいだ」
そう言えば男の息は荒くなってきている。
海面に頭だけ出した状態でも両足はずっと動きっぱなしだからだ。
「あぁ、そうですね。私も疲れてきました」
本当は島まで戻るだけの体力は残っていたけれど、それを伝えるわけにはいかない。
「じゃあ、少し休憩しよう。ね?」
姫奈は男に誘われるがまま、浜辺へ向けて泳ぎだしたのだった。
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「なんだよ大輝。いなくなったと思ったら女の子連れて戻ってきたのか!?」