海姫物語
魚たちがエサだと勘違いして食いつくかもしれないのに。
「17歳です」
せめて気丈にふるまおうと鈴とした声で返すと「おいおい、子供だろ」と、さっきの金髪が呆れ声を上げた。
「でもなんで服で泳いでんの? 水着ないの?」
ピアス女に言われ、姫奈は左右に首を振った。
水着は研究のときに使用するものしか身に着けたことがない。
専用の水着だけれど、海中を泳ぐことには特化していない。
「とにかくこっち来て。名前はなんて呼べばいい?」
大輝に手招きされ姫奈はその隣に腰をかけた。
彼らは地べたにすのまま座っている。
「姫奈」
「姫奈ちゃん? 名前まで可愛いな」
「17歳です」
せめて気丈にふるまおうと鈴とした声で返すと「おいおい、子供だろ」と、さっきの金髪が呆れ声を上げた。
「でもなんで服で泳いでんの? 水着ないの?」
ピアス女に言われ、姫奈は左右に首を振った。
水着は研究のときに使用するものしか身に着けたことがない。
専用の水着だけれど、海中を泳ぐことには特化していない。
「とにかくこっち来て。名前はなんて呼べばいい?」
大輝に手招きされ姫奈はその隣に腰をかけた。
彼らは地べたにすのまま座っている。
「姫奈」
「姫奈ちゃん? 名前まで可愛いな」