海姫物語
後の姫奈に合図してトイレから出る。
足音を忍ばせて早足に廊下を進み、あっという間に感染者用のスペースを抜け出した。
その勢いを殺さないまま一番近くの階段を駆け上がるとそこにふたりの住居スペースがあった。
ここまでくるともう大丈夫。
他の人達は別の階に住居を持っているので誰かに出会う可能性は低くなる。
それでもしっかりと廊下の確認をしてから階段から通路へと移動した。
ふりむく姫奈はすっかり機嫌を戻したように含み笑いを浮かべている。
こうしているとなんだか冒険しているみたいでエリクも楽しい気分になる。
「それじゃ、また明日」
「うん。おやすみ」
小さな声で挨拶をして手を離す。
足音を忍ばせて早足に廊下を進み、あっという間に感染者用のスペースを抜け出した。
その勢いを殺さないまま一番近くの階段を駆け上がるとそこにふたりの住居スペースがあった。
ここまでくるともう大丈夫。
他の人達は別の階に住居を持っているので誰かに出会う可能性は低くなる。
それでもしっかりと廊下の確認をしてから階段から通路へと移動した。
ふりむく姫奈はすっかり機嫌を戻したように含み笑いを浮かべている。
こうしているとなんだか冒険しているみたいでエリクも楽しい気分になる。
「それじゃ、また明日」
「うん。おやすみ」
小さな声で挨拶をして手を離す。