麗しの桃は攫われる〜狼獣人の番は甘い溺愛に翻弄される〜
『.......私、もう耐えられないわ。......また、同じことを繰り返してしまう。......彼に会いたい』
「.........大丈夫よ。あなたと私。二人で“この子“だもの。きっとモモネリアは負けないわ」
『だめよ.......耐えきれない。.......もう.....孤独はいやっ』
「...........」
ねぇ、ロイド。
どこにいるの?
早く、私を見つけて....。
このままじゃ、モモネリアは.......。
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『......なに?......何か.....あっ』
「.............?」
『........いたわ』
「......え?」
『......やっと、見つけてくれた。.....やっと彼に会えた』
「..........そう。彼が、あなたの....“唯一“なのね。.....じゃ、早く目覚めなきゃね。.....なにしてるの?.....早く起きなきゃ」
『.....あなたは、どうするの?』
「.......え?」
『だって.....あなたも、あなたの“唯一“を待ってるんでしょ?......私が目覚めて、モモネリアが彼と結ばれたら.....あなたは、どうするの?』
「......ふふ、いいの。ロイドは.....きっと笑ってくれるから」
『.......私、いいわ』
「......なにが?」
『私、目覚めない。....そもそも、私の記憶を呼び起こすやり方なんて、知らないし』
「...........」
『あなたと、ここでお喋りしてるのも、楽しいしね』
「.............」
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