あの丘の向日葵が咲いたとき、君はきっと泣いていて。

突然の宣告

「麻酔、いきます」

ちゅー。

あ、れ?
ねむい。
ああ、、、



目が覚めた。
ママがいる。
「なぎ、、、」
「うん…」
「確定だった」
「うん…」
「いまからお医者さんと話をしよう」
「…!」


「どうぞー」

ガラガラっ

「…」
「…」

「えっと。渚さんは急性白血病です」
「…」
「見つかったのが今なので…」
「…」
「結構、まずいです」
「…!」
「余命宣告。してもいいですか?」

え?よめい?なにそれ
健康な私が?もう死んじゃうの?

ママが言う。
「お願いします」


「…長くて半年です。治療をしなければ」

「渚さんは、治療するか、しないか、選んでもらいたいんです」

「治療をしたら、余命は…7か月、くらい、に、伸びます」

「こんなことをいうのも医者としてよくないですが、」

「もう、助かる確率はほぼ0なんです」

「いろんなところに転移してて」

「よく痛くなかったですね」

ちがうよ…最近はずっと痛かった…

「もし、渚さんが、治療をしないことを選ぶなら…」

「家で痛みを抑える治療を行い、」

「最期を幸せに迎える準備をしていただけたらと思います」

「え?」

最期は、まだ先だと思っていたのに。

とつぜんの、宣告だった。
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