ハウスクリーニング山代には休みが無い
「驚かないで聞いてほしいんだ。ついでに笑ったりもしないでくれ」

いったいどんな話ししようとしてんだこいつ…。

だんだん怪しくなって来て目を細めながら嫌々爽太を見ていると爽太は周りをきょろきょろ見回して誰も聞いてないのを確認すると俺の目を見て声を顰めて言ってきた。

「詐欺にあったんだ」

「詐欺?」

「ワンクリック詐欺ってやつだ」

「誰が詐欺にあったんだよ?」

「俺だ。そんで30万盗られたんだ」

「……。…ちょっと待てな。……どうしたらそんな目に合うんだ?」

「ガンプラを買おうとしたんだ。あぁガンプラってガンダムのプラモデルの事なんだけど…」

「それは知ってる」

頷き返すと爽太も頷き返して「そっか、良かった」と何でか爽太は安心したように笑みを浮かべた。
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