初恋の人がいきなり上司で、訳あり同居生活
窓の外が白みかけても、塔子と雄平は同じベッドの上にいる。
初めての経験に戸惑いながらも、塔子は自らのすべてを雄平に預けた。
二人の感情と感覚が重なり、何度か逢瀬を重ねた後、力尽きたように体を横たえる。

「無理をさせてすまない」

申し訳なさそうに言う雄平に、塔子は首を振った。

「いいえ、私も幸せだった」

それは嘘偽りのない、素直な思い。
心が通じ合うということが、こんなにも幸福なことなのだと初めて知った。
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