初恋の人がいきなり上司で、訳あり同居生活
「これからはずっと、塔子の隣には俺がいる。もう二度と塔子を一人にはさせない」
「雄平さん……」

塔子は、今まで誰かに頼ることなく生きてきた。
常に虚勢を張り、強くいなければいけないと思い続けていた。
しかし雄平は、強がっていた塔子のすべてを包み込み、隣に寄り添ってくれる。
そのことがうれしくて、塔子は胸が熱くなった。

「これからは過去ではなく、未来を向いていこう」
「未来……?」
「そうだ。二人の未来だ」

――二人の未来。

そこには「これから共に生きていこう」という意味が込められているのだと、塔子にもわかった。
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