魔法学校☆アルミラージ
「今年我が学園に雷が落ちると予言が出たのよ」

「誰か何か悪い事したの?」

「そう言う意味じゃないわ。ふざけないで最後まで話しを聞いてちょうだい。我が学園・ルラチルビットクオーツ学園の占星術講師のリリーが言っていたのよ」

「雷なんて雨の日よくあちこちで鳴ってるじゃないか。その予言が出たから何だって言うの?台風でも来るって?大丈夫、長くて2日くらいでおさまるから」

「ただの雷じゃないんですって」

「じゃあどんな雷だって言うんだい?」

「学園の花を全て枯らしてしまうほどの大きな雷なんですって」

「……それってうちの学園が炭になっちゃうって事?」

「そうよ」

ゾッとしてミントグリーンベリルは冷や汗をかきながらごくりと唾を飲み込んだ。

「な、ななな何でまたそんな雷がうちの学園に落ちるんだい?」

「さぁ分からないわ」スフェーンは首を横に振った。「だけどリリーの話しだと、何かがきっかけで雷が現れると言っていたわ。そのきっかけがどんなものかさっぱり分からないけどね」

あぁ… とミントグリーンベリルはついに立ってられなくなって後ろにあった椅子に倒れるように座り込んだ。
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