魔法学校☆アルミラージ
9・苺のカップケーキハウス
アシェルが言っていた通り1年5組のクラスに行ってもそこには誰1人として生徒が居なかったので 学校が終わってスイフォンの自宅に向かいながらレイはぷんぷん怒っていた。
「同じクラスに転入生がやって来る日よ!?せめて誰か1人くらい出迎えてくれたって良いじゃない!」
「まだアシェルが居てくれただけマシだろ」
キャンディの信号機前で止まってバニラにココアに色んな種類のシュークリームの形をした車が通り過ぎて行くのをレイとリュカは なんだあの車? と不思議に思いながらアシェルと待っていると 「あの家だよ!」と案内役でこの世界に来て初めて2人に出来た友達のアシェルが生クリームでデコレーションされたカップケーキの一軒家を指差した。ちなみに屋根はいちご飴で出来ていた。
「えっ、あれが家なのっ!?めっちゃ可愛いんですけどっ!?」
「ベールの家とは大違いのメルヘンチックな家だな…」
ベールの家はシンプルなスフレチーズケーキの家で外も中もあんまり飾り気が無いのだ。(※あくまでベールの家の事であり、決してチーズケーキの悪口を言ってるわけではありませんのでご理解のほど宜しくお願いします)
信号機の色が青リンゴ色に変わったのでスイフォンの自宅の方に歩いていると自宅前にあるポッキーで出来た門から「…はぁ」とため息つきながら ドーナッツのような2つ結びをした女の子が出て来たのが見えた。
「あっ、エミリー!」とアシェルが手を振った。