魔法学校☆アルミラージ
レイと一緒に歌っていたスイフォンは最初こそ 絶対負けない! と言うような真面目な顔で歌っていたのに レイと並んで歌って踊っているうちに だんだん歌う事やダンスの楽しさを思い出してきてレイに負けないくらい笑顔になっていた。

表情や動きが柔らかくなったのに気付いたリリーが あら、良いじゃない! と言うように眼鏡の奥で目を輝かせた。

何でかは分からない、だけどレイと一緒に歌って踊るのは自分が追い出されたあのクラスで歌っていた頃よりも何倍も楽しくて仕方ない。もっとこの子と一緒に色んな舞台に立ってみたい! 

スイフォンはいつの間にかそう思うようになってきてこのステージが終わらなければ良いのにと思い始めていた自分を不思議に思った。

怪我をさせられた事がきっかけで心を閉ざしていたスイフォンが心から歌やダンスをもう一度楽しみだした事に気付いたジェイデンは レイはもしかしたら人に希望を与える何か特別な物を持っているのかもしれない… と思った。

「2人ともかっこいい!!」リュカと手を繋いでいたアシェルは笑顔でぴょんぴょん飛び跳ねた。
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