MR(医薬情報担当者)だって恋します!
奪われた初キス
しろと会った後から鈴木の様子がおかしい。
ぼうっとしてる日があると思えば眉間にしわを寄せて考え事をしている日もある。
営業の時はいつもニコニコ挨拶してる奴だったのに。
「鈴木? 大丈夫? ……まだ悩んでるの? メールで『俺の問題』って言ってたこと」
「え? あ、ああ。そう。もうどうしようもないといえばそうなんだけどね。ケリはつけるよ」
「……聞くぐらいはできるから、いつでも相談してね。あと、私から言われたくないだろうけど、営業の時に顔が百面相ってのはマズイかもよ」
「え? 俺、そんなに表情に出てる?」
「出てる」
「……気をつけるよ」
私は鈴木に何度も救われたから、力になりたいと思ったけれど、また「俺の問題だから」と返されるような気がしてそれ以上は言えなかった。
ぼうっとしてる日があると思えば眉間にしわを寄せて考え事をしている日もある。
営業の時はいつもニコニコ挨拶してる奴だったのに。
「鈴木? 大丈夫? ……まだ悩んでるの? メールで『俺の問題』って言ってたこと」
「え? あ、ああ。そう。もうどうしようもないといえばそうなんだけどね。ケリはつけるよ」
「……聞くぐらいはできるから、いつでも相談してね。あと、私から言われたくないだろうけど、営業の時に顔が百面相ってのはマズイかもよ」
「え? 俺、そんなに表情に出てる?」
「出てる」
「……気をつけるよ」
私は鈴木に何度も救われたから、力になりたいと思ったけれど、また「俺の問題だから」と返されるような気がしてそれ以上は言えなかった。