偽りのお見合いだとバレたのに、溺愛されています
ご飯
ー翌日
榊さんとのご飯の日があっという間に来た。
仕事を辞めてから、
コスメや服装にお金を使わない生活を送っていたので、
この前百合子にプレゼントしてもらったものしかない。
ーこの前と全く同じメイク、服装になっちゃうけどいいのかな…
てもデートじゃなくて、今回はただご飯行くだけだろうし…
私は悩んだ末、この前と全く同じメイク、服装で行くことにした。
この前と同じレストランに行くと、
入口で榊さんがもう待っていてくれた。
スーツ姿やっぱりかっこいいな…
思わず見とれそうになっていたが、
待たせていることを思い出して、
急いで榊さんのところに駆け寄った。
「お待たせしてしまい、すみません」
「いえ、私も今来たところです。
では行きましょうか。」
榊さんと一緒にレストランに入ると、
予約を取っていてくれたようで、
この前と同じ席に案内された。
「苦手なものなかったですよね?
好きなものありますか?」
「苦手なものないです!
特にこれが食べたいというものもなくて…」
「わかりました。
では適当に美味しそうなもの頼んでみますね」
榊さんが前回同様店員さんに注文してくれた。
「昨日も話しましたが、
この前は失礼なことを言ってしまい、すみませんでした。」
「いえ、昨日も言いましたが、
気にしていませんので…
もう謝らないでください」
榊さんに軽蔑の目で見られたのは悲しかったが、騙してしまった自分が悪いので、榊さんに謝ってもらうのは違うと思っていた。
「ありがとうございます。
あと、この前のアドバイス、本当に助かりまして…」
「私なんかのアドバイスが、
少しでも役に立ったなら良かったです」
「『なんか』じゃないですよ」
ー無意識に自虐してしまったが、
榊さんに否定されて嬉しくなった。
大企業の社長からしたら、
畑違いのアルバイトをしている私の意見なんてちっぽけだと思うのに…
前も思ったけど、
榊さんといると自分の存在を肯定してもらっている気持ちになるな…
「あの、こんなこと聞くのは失礼だと思うのですが、ずっとコンビニのアルバイトをしていたのですか?
マーケティングをしている人のようなアドバイスだったので…」
榊さんとのご飯の日があっという間に来た。
仕事を辞めてから、
コスメや服装にお金を使わない生活を送っていたので、
この前百合子にプレゼントしてもらったものしかない。
ーこの前と全く同じメイク、服装になっちゃうけどいいのかな…
てもデートじゃなくて、今回はただご飯行くだけだろうし…
私は悩んだ末、この前と全く同じメイク、服装で行くことにした。
この前と同じレストランに行くと、
入口で榊さんがもう待っていてくれた。
スーツ姿やっぱりかっこいいな…
思わず見とれそうになっていたが、
待たせていることを思い出して、
急いで榊さんのところに駆け寄った。
「お待たせしてしまい、すみません」
「いえ、私も今来たところです。
では行きましょうか。」
榊さんと一緒にレストランに入ると、
予約を取っていてくれたようで、
この前と同じ席に案内された。
「苦手なものなかったですよね?
好きなものありますか?」
「苦手なものないです!
特にこれが食べたいというものもなくて…」
「わかりました。
では適当に美味しそうなもの頼んでみますね」
榊さんが前回同様店員さんに注文してくれた。
「昨日も話しましたが、
この前は失礼なことを言ってしまい、すみませんでした。」
「いえ、昨日も言いましたが、
気にしていませんので…
もう謝らないでください」
榊さんに軽蔑の目で見られたのは悲しかったが、騙してしまった自分が悪いので、榊さんに謝ってもらうのは違うと思っていた。
「ありがとうございます。
あと、この前のアドバイス、本当に助かりまして…」
「私なんかのアドバイスが、
少しでも役に立ったなら良かったです」
「『なんか』じゃないですよ」
ー無意識に自虐してしまったが、
榊さんに否定されて嬉しくなった。
大企業の社長からしたら、
畑違いのアルバイトをしている私の意見なんてちっぽけだと思うのに…
前も思ったけど、
榊さんといると自分の存在を肯定してもらっている気持ちになるな…
「あの、こんなこと聞くのは失礼だと思うのですが、ずっとコンビニのアルバイトをしていたのですか?
マーケティングをしている人のようなアドバイスだったので…」