地元なじみ。
パシュッ――
「わー!!」
「あかりナイッシュー!」
遠いところから、スリーポイントシュートを決めることができた。
よしっ、いける!
勢いそのままにディフェンスに移ると、チームメイトがパスカットに成功したボールがサイドライン際に転がった。
これを取れば、そのままうちのボールで得点に結びつく……!
そう思って思いっきりボールに飛び込む。
けれど、ボールの勢いが強く、そのままサイドラインを出て私も倒れてしまった。
相手ボールだ……悔しい。
「大丈夫ですか?」
倒れたまま顔を上げると、転がったボールを拾いながら声をかけてくれたのは早川くん。
私が倒れ込んだのはスコアやタイムキーパー席の目の前だった。
「大丈夫ですか?」
そのボールを審判に渡して、再度早川くんが問いかける。
試合中だし、他人行儀な形式的な態度で。
そして私もそんな態度で返事をする。
「あ、はい。大丈夫です」
急いで起き上がりコートに戻る時、背中越しに小さな声が聞こえた。
「ナイスファイト」
この人は……どこまで私を好きにさせるんだろう。
こういうさりげない優しさに何度も助けられてきた。
「ひなた、珍しいな」
「知り合い?」
「……別に」
周りの男子たちとのそんな会話が聞こえながら、私はチームメイトの元へ走った。
「わー!!」
「あかりナイッシュー!」
遠いところから、スリーポイントシュートを決めることができた。
よしっ、いける!
勢いそのままにディフェンスに移ると、チームメイトがパスカットに成功したボールがサイドライン際に転がった。
これを取れば、そのままうちのボールで得点に結びつく……!
そう思って思いっきりボールに飛び込む。
けれど、ボールの勢いが強く、そのままサイドラインを出て私も倒れてしまった。
相手ボールだ……悔しい。
「大丈夫ですか?」
倒れたまま顔を上げると、転がったボールを拾いながら声をかけてくれたのは早川くん。
私が倒れ込んだのはスコアやタイムキーパー席の目の前だった。
「大丈夫ですか?」
そのボールを審判に渡して、再度早川くんが問いかける。
試合中だし、他人行儀な形式的な態度で。
そして私もそんな態度で返事をする。
「あ、はい。大丈夫です」
急いで起き上がりコートに戻る時、背中越しに小さな声が聞こえた。
「ナイスファイト」
この人は……どこまで私を好きにさせるんだろう。
こういうさりげない優しさに何度も助けられてきた。
「ひなた、珍しいな」
「知り合い?」
「……別に」
周りの男子たちとのそんな会話が聞こえながら、私はチームメイトの元へ走った。