地元なじみ。
……のだが、クラゲの水槽の前に来た時、少し前方で話す茅ヶ崎と三島の会話が聞こえてくる。
「三島くん、湿布とかしてる?」
「ああ、このにおい苦手?」
「大丈夫?ケガ?においは全然平気。むしろ結構好きかも。だから今も気づいちゃった」
「ふっ……やっぱり名前が一緒だから惹かれるんだな」
「な、名前……?」
「ミズメって木は、こういう湿布みたいなにおいがするんだってさ」
「み、みずめ……?」
「ミズメ。別名、アズサ」
「えっ……あ、あずさ?」
「一緒でしょ。だからこのにおい好きなのかもね」
「み、三島くん……私の名前知ってたんだ」
「……?そりゃ知ってるでしょ。あずさ」
……恐らくこれまた無自覚な三島の攻撃に、見事にクリティカルヒットしている茅ヶ崎がいた。
真っ赤になった顔を三島から逸らすようにうつむいている。
ひなたより難攻不落な気がする三島だけど、意外とあり……なのか?
うっかり邪魔をしないよう、少しずつ後ずさって2人から距離を取る。
辻堂はどこだ?……まあ辻堂も空気が読めるタイプだと思うが。
「もう……もっと好きになっちゃうじゃ……」
――お客様にお知らせいたします。この後の花火大会に向けて、北側ゲートは封鎖となり……――
「三島くん、湿布とかしてる?」
「ああ、このにおい苦手?」
「大丈夫?ケガ?においは全然平気。むしろ結構好きかも。だから今も気づいちゃった」
「ふっ……やっぱり名前が一緒だから惹かれるんだな」
「な、名前……?」
「ミズメって木は、こういう湿布みたいなにおいがするんだってさ」
「み、みずめ……?」
「ミズメ。別名、アズサ」
「えっ……あ、あずさ?」
「一緒でしょ。だからこのにおい好きなのかもね」
「み、三島くん……私の名前知ってたんだ」
「……?そりゃ知ってるでしょ。あずさ」
……恐らくこれまた無自覚な三島の攻撃に、見事にクリティカルヒットしている茅ヶ崎がいた。
真っ赤になった顔を三島から逸らすようにうつむいている。
ひなたより難攻不落な気がする三島だけど、意外とあり……なのか?
うっかり邪魔をしないよう、少しずつ後ずさって2人から距離を取る。
辻堂はどこだ?……まあ辻堂も空気が読めるタイプだと思うが。
「もう……もっと好きになっちゃうじゃ……」
――お客様にお知らせいたします。この後の花火大会に向けて、北側ゲートは封鎖となり……――