-悪魔の花嫁-
「俺は…H.D.だった美弥を愛してました。女をおもちゃのようにしか思ってないあなたの事が嫌いです…」
そう父親に言い、秀長さんはあたしたちの方を見た。
「エリアルとマキの手伝いをしていて思ったことがあります…」
思ったこと…?
「こいつらはお互いを思い合ってるなと……この間にできた子供をこの2人から離すのはダメだと思います。
この2人に育てられた子供は立派な魔王になりますよ…
ですから、お願いします。」
秀長さん…
「秀長…お前…」
周りがざわついた。
「お静かに!!」
また、中国人っぽいが叫んだ。
「クレア殿からのお話です。」
「条件があります。」