-悪魔の花嫁-

「聞きたいか?」

内容を聞いていいの?

でも、あたしは頷いた。






「マキが言ったように、リザは俺の愛した人だった。リザは普通の人間だ。」

エリアルは立ち上がって、デスクの引き出しから何かを出した。

「右側に写っているのがリザだ。」

見せてくれたのは写真。

エリアルの右側にはリザの人間の姿にそっくりな女の人が微笑んでいた。

「付き合ってすぐ一族にバレた。結婚しないから付き合いだけ認めて欲しいと頼んだ。」

すっごく好きだったんだ…リザさんのこと…


「付き合ってしばらくして、リザが妊娠した…」

………えっ


「産んだら、リザは死んでしまう、でも産んで欲しいと思った。
でも………結論を出す前に…彼女は死んだ。」

悲しそうに話すエリアルを見るのが苦しい…

胸がギュッと締めつけらる…

「事故に見せかけて、一族の誰かに…」
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