-悪魔の花嫁-
エリアル…
「俺はリザの最後を看取ってやれなかった…
悲しくて、悔しくて、気がついたら使い魔にリザの名前を付けていた。」
「エリアル…」
「何泣いてんだよ。同情か?」
「違う!」
エリアルの隣に座り、彼を抱きしめた。
「いやな事言わせてごめんなさい…これでおあいこだね?」
あたしの生い立ちを話した時とは、逆になってる…
「そうだな…」
エリアルが微笑んだ気がした。
あたし、エリアルの傍に居たい…ずっと…
「他に聞きたい事あるか?」
「あたし…死にたくない…」
「えっ?」
エリアルはあたしが小さい声で言ったのが聞こえなかったらしい。
「悪魔の子供を産んだら、人間の女性は死ぬの?」