曇りのち晴れ
ガラッ

塾を出ると、夜春の風が私たちを少し冷たくさせる。


「ねぇ乃々葉、明日の放課後の理科の追試どうすんの?」


「あー、その話はやめてー」


なんて笑いながら言う私に、心音は呆れた顔で


「しょうがないなー、朝一緒に勉強しよ」


なんて言ってくれる。
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