受付嬢なのに、清掃員から一途に溺愛されています ~タワマン最上階で猫と過ごす、秘密の恋~
 ――元彼とは、まったく違う。

 社長という立場なのに、
 気取ることもなく、
 命令することもなく。
 ただ、そっと。
 私を見守るように、隣にいてくれる。

 それが、
 どうしようもなく温かくて、
 胸がいっぱいになる。

 こんな私でいいのか。
 私なんか、不相応なんじゃないか。

 そんな思いが、
 胸の中で揺れながらも、
 それでも――離れたくなかった。
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