幼馴染の土葵くんは。
「引き続きSSクラスを担当する、東雲 涼夏だ。初めて会うやつは……まぁ10人くらいか。」
担任は少しだけ不愛想な若めの先生。
海王学園は、担任の先生が中高で持ち上がりだからほとんどの生徒がもう知り合いらしい。
「早速だが、学級委員長と副委員長決めたいんだが……。委員長は、“もち”でいいとして、副委員長だれかやってくれるか~?」
「涼夏ちゃん、なんで俺だけ指名!?」
“もち”っていうのは拓ちゃんのことらしい。
本当、誰にでも好かれるよな~。
「なんでって中学でやってたから?」
「だったら、副委員長の土葵も指名しろよ~!」
「まあ、それもそうか。弓良、お願いできるか?」
「まー、はい。どうせこうなるって思ってたんで。やりますよ。」
とっても面倒くさそうな土葵くん。
それでも、なんだかんだ言って付き合ってくれるところ、変わらないな。