君と初めましての再会
蓮美はずっと顔を隠して震えていたけれど、ピクリと反応した。

「だって、蓮美はもう俺の一部だから」
「…」
「必ず覚えてる、忘れるわけないよ」

俺が震えちゃいけないのに、蓮美のことが大切で愛おしくて、あまりの不安が苦しくて、どうしたら伝えられるのか分からなくて、声が少し震えてしまった。

蓮美は遠慮がちに言った。
俺も聞きこぼすまいと相槌をうった。

「いず…き、さん…」
「ん?」
「私は…」
「うん」

「いつまでも泉生さんと同じ時間を過ごしたいですっ」
「っ…うん、うん。俺もずっと蓮美の隣にいたい」

きっと、ここに残りたいといっているのじゃない。
未来に帰ったとしても、その先も、またその先も、一緒に過ごしたいと言ってくれたんだ。

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